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 河津町は、静岡県の東部、伊豆半島の東海岸に位置する人口7千人弱の小さな町です。
 「かわづふるさと案内人会」は平成19年に設立。現在は13人の会員が、観光パンフレットやハイキングマップには載っていない歴史や豆知識などを交えて各コースを案内します。料金は、一人500円(2名様以上でお申し込みください)。
 申込は、河津町観光協会(電話0558-32-0290)へどうぞ。
Information
静岡県東部・伊豆 ブログポータルサイト イーラ・パーク
 

2021年10月10日

湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)

 こんにちは、案内人です。湯ケ野・小鍋コースの石造文化財を(1)から(9)まで順に見てきましたが、さらに石造物以外にもぜひ見てほしい所があるので、番外として紹介します。

◇小鍋神社
 源平盛衰記に、伊豆に流された文覚上人が源頼朝に父義朝の髑髏を見せ、平氏を滅ぼして源氏を再興するよう励ましたと記されている。その後、義朝の髑髏をこの地に埋めて弔ったと言い伝えられている。葬った場所は、神社の南側にある五抱程もある樫の巨木の根元で、その木を髑髏木と呼んでいたという。
湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)


湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)


湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)



◇大鍋・小鍋
 その後、源頼朝は父の霊を弔うため20人ほどの家来を連れて再びこの地を訪れた。その当時、村にはそんな大勢の人の料理を作れる鍋が無かったので近隣を探したところ、ようやく大小の鍋を手に入れることができた。それ以来、大きい鍋を差し出した村を「大鍋」、小さい鍋を差し出した村を「小鍋」と呼ぶようになったといわれている。そして、天城山中でその鍋を無くしてしまったので、その場所を「鍋失(ナベウシナイ)」と呼ぶようになったという。
 また、そのとき泊まった農家がいつまでも栄えるように「千万歳(センマンザイ)」と名付けたといわれ、この家は現在もそのままの屋号で残っている。

◇小鍋橋
 湯ケ野地区と小鍋地区の間を流れる河津川に架かっている橋。今から83年前の昭和13年7月に完成した。町内に現存する橋では最古の橋ではないか。2・3年前、落橋防止のための補強工事が施された。
湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)


湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)


湯ケ野・小鍋コースで石造文化財を見学(番外)



 (1)で記したように、このコースは歩くだけなら約1時間弱の散歩コースですが、種類が豊富で、建てられた年代も江戸時代から平成までと、思っていた以上に多くの石造文化財があることに驚きました。町内の他の地区にも多くの記念碑や塔、石仏などが建っています。
 普段見慣れた風景の中に溶け込んでいて、その前を通り過ぎても気づかない石造文化財を、これからは少し興味を持って見ていきたいです。
 それでは、また。〈秀〉

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Posted by 案内人 at 14:37 │おすすめコース

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