2023年09月12日
伊豆の踊子の舞台 湯ケ野温泉を案内
こんばんは、案内人です。先日(9月10日)、久しぶりに湯ケ野温泉を案内しました。お客様は伊豆市修善寺で海外からの観光客をボランティアでガイドしている「修善寺SGG」の会員の方たちでした。今冬に来訪予定のお客様を案内するための下見と打合せで、小説「伊豆の踊子」の舞台である福田家とその周辺を見学したいとのことでした。
旅芸人の一行が泊まったという木賃宿や宴会座敷に呼ばれた料理屋の跡、商店が並んでいた湯坂、湯ケ野共同浴場、伊豆の踊子文学碑を見学してから福田家に入りました。

福田家では女将さんが川端康成ゆかりの品々、直筆の書や写真、映画の台本、書籍や雑誌などを詳しく説明してくれたので、お客様もメモを取ったりしながら熱心に見学しました。



「伊豆の踊子」は昭和49年に映画化されたのが最後ということもあってか、伊豆の踊子を知らない世代が増えてきたようですが、海外では依然として人気があって熱心なファンがやってくるそうです。
今、気がかりなことは鄙びた湯ケ野温泉の雰囲気が失われつつあることです。湯ケ野共同浴場と合体していた旅館の建物が今年の春に取り壊されました。湯ヶ野区が所有する共同浴場は当面は残す方向で地区内で話し合いが進められていると聞いていますが、地区の人口が減っていく中で維持管理が負担になっているとのことです。今は屋根に青いシートが掛かっていますが、この先どうなるでしょう。仮に浴場は閉めることになったとしても、伊豆の踊子の物語の中で最も重要な役割の建物は元の姿で残してほしいですね。



先日は福田家の女将さんが館内を案内してくれましたが、いつも案内してくれるわけではありません。女将さんは会議や出張など多忙なので、普段は支配人の方が対応してくれます。休館日や繁忙期は対応できないときもあるので、見学したい場合は予め電話で確認してください。
それでは、また。〈秀〉
旅芸人の一行が泊まったという木賃宿や宴会座敷に呼ばれた料理屋の跡、商店が並んでいた湯坂、湯ケ野共同浴場、伊豆の踊子文学碑を見学してから福田家に入りました。

福田家では女将さんが川端康成ゆかりの品々、直筆の書や写真、映画の台本、書籍や雑誌などを詳しく説明してくれたので、お客様もメモを取ったりしながら熱心に見学しました。



「伊豆の踊子」は昭和49年に映画化されたのが最後ということもあってか、伊豆の踊子を知らない世代が増えてきたようですが、海外では依然として人気があって熱心なファンがやってくるそうです。
今、気がかりなことは鄙びた湯ケ野温泉の雰囲気が失われつつあることです。湯ケ野共同浴場と合体していた旅館の建物が今年の春に取り壊されました。湯ヶ野区が所有する共同浴場は当面は残す方向で地区内で話し合いが進められていると聞いていますが、地区の人口が減っていく中で維持管理が負担になっているとのことです。今は屋根に青いシートが掛かっていますが、この先どうなるでしょう。仮に浴場は閉めることになったとしても、伊豆の踊子の物語の中で最も重要な役割の建物は元の姿で残してほしいですね。



先日は福田家の女将さんが館内を案内してくれましたが、いつも案内してくれるわけではありません。女将さんは会議や出張など多忙なので、普段は支配人の方が対応してくれます。休館日や繁忙期は対応できないときもあるので、見学したい場合は予め電話で確認してください。
それでは、また。〈秀〉
Posted by 案内人 at 22:11
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