カーネーションも昨年の猛暑の影響が

　こんばんは、案内人です。河津桜の開花が遅れているため、河津桜まつりの期間が３月９日まで延長されました。東伊豆町稲取にある静岡県伊豆農業研究センターが桜並木の基準木の調査をもとに河津桜の開花予測をしています。２月１３日に発表された最新予測によると、二分咲きは２月２５日ころ、満開は３月上旬とのことです。先週末から寒さが緩んだおかげで、数日前に比べると咲き始めた木が増えてきましたが、河津川沿いの並木の開花はもう少し待たなければならないようです。

　町のカーネーション見本園のカーネーションも開花の遅れだけでなく、株の成長そのものが猛暑の影響を受けているようです。先月の例会で河津桜コースを下見したときカーネーション見本園にも寄ったら、園を管理している飯田さんが「約２０年間でこんなことは初めて」と話していました。先日お客様と一緒に園内を見学しましたが、入口のハウスのカーネーションはきれいな花を咲かせていましたが、試験栽培している奥の特別棟は茎が伸びていなくて花もまばらでした。





　半年以上丹精込めて世話をしてきたのにきれいな花を見てもらうことができなくて、飯田さんもさぞがっかりしていることと思います。

　ところで、一緒に見学したお客様から「カーネーションは一年草ですか、多年草ですか？」と質問されました。「？？・・・一年草だと思います」と答えましたが、気になって後で調べたらナデシコの仲間で多年草でした。農家では５月の母の日が終わると株をすべて抜いてしまうので何となく一年草ではと思っていました。いい加減な答えをしてしまってごめんなさい。
　それでは、〈秀〉