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プロフィール
案内人
案内人
 河津町は、静岡県の東部、伊豆半島の東海岸に位置する人口約6千人弱の小さな町です。
 「かわづふるさと案内人会」は平成19年に設立。現在は12人の会員が、観光パンフレットやハイキングマップには載っていない歴史や豆知識なども交えて各コースを案内します。
 料金は、①河津七滝コースと城山コースは1人1,000円、②それ以外のコースは1人500円。(2名様以上でお申し込みください。1人の場合は、①は2,000円、②は1,000円)。
 申込は、河津町観光協会(電話0558-32-0290)へどうぞ。
Information
静岡県東部・伊豆 ブログポータルサイト イーラ・パーク
 

2025年04月29日

新緑の山に薄紫の花が映えています

 こんにちは、案内人です。新緑がまぶしい爽やかな季節になりました。家の窓から見える近くの山はスギやヒノキがあまり植林されていなくていろいろな木が生えているので、この季節は落葉樹だけでなく、クスノキやタブノキ、シイノキなどの照葉樹も若葉を広げて山全体が輝いて見えます。
 その若葉色に薄紫の彩を添えているのはフジ(藤)の花です。


 野生のフジには2種類あって蔓の巻き方が違うそうですが、このフジがどちらは分かりません。そもそも山のフジが目に付くのは花が咲いているこの時期だけで、普段は全く気付きません。

 フジが生えているのは手入れされていない山がほとんどで、巻きつかれた木にとっては成長を妨げられて迷惑ではないかと思います。数十年前までは、薪や炭の材料にするために木を定期的に伐採していたし、フジの蔓も籠を編んだり物を縛るために利用していたので、太い蔓が巻きついていることはなかったのではないかと思います。山のあちこちにフジの花が見えるということは山が荒廃しているということなのかもしれません。

 近所の野道を歩いていると薄紫色の花が落ちているのを見付けました。


 見上げると、それはフジではなくキリ(桐)でした。フジは垂れ下がるけど、キリは空に向かって伸びています。


 ところで、フジはマメ科の植物だそうです。確かに、花は豆の花に似ていますね。これは今が盛りのスナップエンドウです。

 大きなフジの実も食用にできたらよかったですね。
 それでは、また。〈秀〉


 


   


Posted by 案内人 at 15:55季節の話題