大河ドラマと河津三郎の関係は
こんばんは、案内人です。今年のNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まりました。主人公は源頼朝の側近で、源氏が滅びた後に鎌倉幕府の実権を握った北条義時です。義時が生まれ育った伊豆の国市では、大河ドラマ館が開館するなど大いに盛り上がっているようです。
昨年末、この大河ドラマの開始に向けて、観光・歴史ガイドを対象にした研修会が三島市内で開催されました。本会でも会員6人が下田市の県総合庁舎内にリモートで設置された会場で画面越しに参加しました。
北条家は河津には縁がなさそうなので、このドラマにもそれほど興味はありませんでしたが、登場する主な人物の関係図を見て「そうでもないぞ」と気づきました。
北条義時の母は伊東祐親の娘です。祐親には河津三郎祐泰という長男がいましたが、領地を巡る争いで暗殺されてしまいました。その遺児が曽我兄弟です。後に、源頼朝が催した富士の巻狩りで親の仇である工藤祐経を討ちました。
河津郷の領主である河津三郎祐泰の館は谷津にあり、曽我兄弟も河津で生まれました。夫が亡くなった後再婚した母と一緒に小田原の近くの曽我で育ったので曽我兄弟と呼ばれます。
つまり、河津三郎と北条義時は伯父(叔父か?)と甥、義時と曽我兄弟とは従兄弟同士で、源頼朝と曽我兄弟は親戚関係ですね。
谷津の河津八幡神社は河津三郎祐泰と曽我兄弟を祀っています。
河津川河口近くに建つ共同浴場の屋上にある河津三郎にちなんだ名前の足湯からの眺めは素晴らしいです。写真の中央、赤い足型が並んだ水色の建物が共同浴場です。
ドラマの配役には河津三郎も曽我兄弟の名前も無いので、河津が今回のドラマに出てくることはないでしょう。でも、曽我兄弟の物語も愛憎や嫉妬、権謀術数がドロドロと重層的に絡みあい、恋話やスリルもある見どころいっぱいのドラマになると思うのですが、どうでしょうか。
それでは、また。〈秀〉
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